プロジェクト発信型英語プログラム

PEPの概要

pep_gaiyo1

立命館大学 生命科学部、薬学部、スポーツ健康学部、総合心理学部では、各分野に欠かせない英語発信能力の強化を目指し、当該学 部生に対する必修科目として「プロジェクト発信型英語プログラム」(Project-based English Program: PEP)を導入しています。

カリキュラムは、研究成果を英語で発表する「Projects」と英語4技能の基礎力を高める「Skill Workshops」の二本柱で成り立っており、成果検証にはTOEFLテスト、TOEICテストなどを活用する他、独自評価モデルの策定を試みています。

pep_gaiyo2

ライフサイエンスの分野をはじめ、各学問分野は現在、国際共同研究も盛んに実施され、日本国内の学会ですら英語で発表を行うことが多くなってきました。いわゆる学問領域のグローバル化に合わせ、立命館大学生命科学部、薬学部、スポーツ健康学部、総合心理学部では、これらの分野で活躍するために欠かせない英語 発信能力を鍛える「プロジェクト発信型英語プログラム(PEP)」を、共通の必修カリキュラムとして導入しています。

各学問分野の先端的研 究をプロジェクトのテーマとし、世界中から情報を集め、議論し、その成果を英語で世界に発信する能力、すなわちグローバル・コミュニケーション能力の基礎 を育成することが、同プログラムの狙いです。2008年度以降の各学部の新設にあたり、それぞれの学部の目標としてグローバルに活躍できる人材の育成が掲 げられ、英語教育もこれに応える必要がありました。内容がたとえどれだけ優れていても、それを英語で説得的に伝えられなければいかなる分野でも活躍できません。グローバル時代において英語発信能力の強化は必要不可欠といえます。

PEPでは学生が、自分で興味・関心を持つテーマを追い求め、それを英語で発信しディスカッションします。そのような環境を整備することで、英語を駆使してグローバルに活動できるコミュニケーションの力が段階的に身につけられるようになっています。

pep_gaiyo3

「プロジェクト発信型英語プログラム(PEP)」は、学生が自分のテーマを研究し、その内容を英語で発信する「Projects」と、習熟度別のクラスで英語の基礎能力や運用スキルを磨く「Skill Workshops」の二本柱で構成されています。「Projects」で発信力を高める必要性を実感し、「Skill Workshops」で基礎スキルを強化して、そのスキルを再び「Projects」で生かすといった立体的なプログラムが相乗効果を生んでいます。

また、最近は研究論文の内容を研究者が自ら動画でプレゼンテーションする場合もあることから、プログラムの中でも、ICT (Information and Communication Technology)を積極的に活用しています。学生が自ら選んだテーマを徹底的に追究する“場をつくる”ことで、自律的な学習を促しています。

  • Projects
    • 学生自らがテーマを設定し、リサーチを通して自分の考えを探究、発信。
    •  1・2回生は日常生活や授業など身近なテーマによる発表やディベート、パネル・ディスカッションなどを行う。2回生の後期には2,000語程度のタームペーパーを作成する。
    • 3回生は専門分野から選択したテーマについて英語で学び、ポスターセッションを行う。(生命科学部・薬学部)
    • 4回生(希望者)は卒業論文の英語概要を作成し、口頭発表。(生命科学部・薬学部)
  • Skill Workshops
    • 英語の基礎となる「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能の習得に特化したクラス。
    • Projectsと対応させる形で半期ごとに4技能に焦点を当てたインタラクティブな授業で、基礎力や運用能力を効果的にブラッシュアップ。
    • 1回生はTOEFL-ITPやe-TACと称する独自テスト、2回生は1回生の12月に実施するTOEICテストの結果等を基に習熟度別クラスを編成。

pep_gaiyo4

同プログラムで学生の英語4技能が向上している理由は二つあります。一つ目は、興味・関心事の探究と発信を一体化したカリキュラムを通じて、学生の本質的なモチベーションを喚起できていることです。もう一つは、全学部生が受講するプログラムとして学部執行部が英語教育に最終的な責任を持つことで、英語教員のみならず学部が一丸となって英語教育を強力に推進できていることです。

学部生の必須科目としてプログラムが導入されているため、英語に消極的な学生も、同志としての同級生に刺激されてやる気を出すという効果が出ています。また専門教員と密に連携することで、専門分野にスムーズに接続できる英語教育を目指しています。今後もこの「プロジェクト発信型英語プログラム(PEP)」を通じて、英語力の基盤づくりと、卒業後も自律的に4技能を磨いていける力の養成を目指し、不断のプログラム改善に取り組んでいきます。

PAGETOP